BizAgent 使い方と思想
アーキテクチャ

BizAgentは3つのコンテキストを統合してアウトプットを生成するAIアシスタントシステムです。
| コンテキスト | 入力ソース | 説明 |
|---|---|---|
| Task Context | 議事録・メール・チャット・会話 | 日々のコミュニケーションから得られるタスク情報 |
| Business Context | データ・人・プロジェクト・組織情報・ナレッジ | ビジネスの背景情報と蓄積された知識 |
| アウトプット | 説明 |
|---|---|
| システム | 自動化されたワークフローやツール |
| ワークフロー | 業務プロセスの最適化 |
| 画像作成 | デザインラフ、図解、アイキャッチ |
| スライド作成 | プレゼン資料 |
| 動画作成 | Remotionによる動画生成 |
| ドキュメント作成 | 記事、レポート、提案書 |
Human-in-the-Loop: すべてのアウトプットは人間の承認・フィードバックを経て確定されます。
基本思想
「育てる」という考え方
- 最初から完璧を目指さない: 使いながら対話でルール・コマンドを継続改善していく
- 1回終わったら次回以降楽にする: 作業が終わったら「これを次回以降簡単にできるようにして」と伝える
- 会話するほど自分を理解してくれる: 調教(カスタマイズ)を重ねることで、あうんの呼吸で動くようになる
エージェンティック vs コード処理
| 方式 | 特徴 | 用途 |
|---|---|---|
| エージェンティック | 言葉で指示、AIが判断して実行 | 柔軟だが確実性は低い |
| コード(スクリプト) | 処理を確定させて呼び出す | 確実、ミスしない、暴走しない |
→ うまくいったらスクリプト化して確実性を高める
主要概念
ルール(CLAUDE.md)
- 定義: AIの原則・背景にある振る舞い
- 例: 「構成案ができたらタスクファイルに書き込む」
- 特徴: 常に適用される、基本的な行動指針
- 追加方法: 「〜を覚えておいて」と伝える
コマンド
- 定義: ワンクリックで実行できる作業フロー
- 例: 「記事作成」コマンド → キーワード入れたら勝手に記事生成
- 特徴: 繰り返し作業を効率化
- 追加方法: 「今のやつをコマンド化して」と伝える
スクリプト
- 定義: 確定した処理をコードで保存
- 例: YouTube文字起こし取得(Python)
- 特徴: 確実に動く、AIの判断を挟まない
- 追加方法: 「今のやつをスクリプト化して」と伝える
基本的な使い方
1. タスクの開始
タスクボード → タスク追加 → タスク名入力 → 実行
2. 対話形式の要件定義
- AIからの質問に答えていくだけでOK
- 選択肢をポチポチ選ぶ(RPGみたいな感覚)
- 雑に投げても聞いてくれる
3. タスクファイルの活用
- 要件・計画が自動でタスクファイルに記録される
- 編集したい場合は「エディターを開く」
4. 育成サイクル
作業実行 → うまくいった → 「コマンド化して」or「ルール化して」 → 次回から楽に
Tips
許可設定
- 「Don't ask again for〜」で毎回の確認をスキップ可能
- 例: Webサーチは勝手にやっていいよ、など
- 「Yes arrow all edit during session」で変更系の許可を一括通過
- Accept edit on でファイル変更を自動許可
セッション管理
- 過去の会話はセッション一覧から再開可能
- 右上のボタンでセッション再開
- エラーで中断しても「既存のセッション」→「続けて」で再開可能
VS Code設定
- パネルを右側に配置すると見やすい(右クリック → パネルの位置 → 右)
- Office Viewer拡張機能でMarkdownをプレビュー
音声入力との組み合わせ
- 長い指示は音声入力(Infinity-voice等)で効率化
- バーっと喋って入力 → AIが整理して実行
キーボードショートカット
Cmd + Tab: アプリ切り替え(VS Code ⇔ ブラウザ)Ctrl + C2回: ターミナル停止Cmd + R: ブラウザリロードEscape: 処理を中断
エラー対処法
- ブラウザで動かない時 → 右クリック →「検証」→「コンソール」タブ
- エラーメッセージをコピーしてAIに貼り付け → 自動修正
ファイル操作
- ファイル指定はエクスプローラーからドラッグ&ドロップ
- プロジェクトファイルは「ドキュメント」配下に整理
スキルの使い方
/+ コマンド名でスキル呼び出し(例:/remotion-best-practices)- スキルファイルは
.claude/skills/に配置 - 新しいスキルはフォルダごとドラッグ&ドロップで追加
要件定義のコツ
- 「細かく要件はすくって」と指示 → 質問形式で要件収集
- 丸投げすると適当に作られるので注意
技術選定のアプローチ
- 「こういうのやりたい」→ API・ライブラリ探させる → 比較表で提案 → 選択
活用例
記事作成
- キーワード指定
- 競合調査(自動)
- 構成案作成
- 記事執筆
- ファクトチェック(オプション)
YouTube → 記事変換
- YouTube URL指定
- 文字起こし取得(スクリプト)
- 内容を元に記事生成
定型作業の自動化
- 30記事一気に生成
- 投稿 → 分析 → 改善のサイクル自動化
動画作成(Remotion)
/remotion-best-practicesでスキル読み込み- 参考URLや要件を入力
- サンプル動画が生成される
- 「かっこよくする方法を調べて提案して」で改善
画像生成(NanoBanana)
- スキルファイルを
.claude/skills/に配置 - APIキーを設定(Google AI Studio)
- 「画像にして」で生成
- 複数枚同時生成も可能(4分割で4枚など)
将来的なビジョン
「こいつと会話してるだけで仕事が全て終わる世界」
- YouTube連携、BigQuery連携、会話の自動取り込み
- 全ての業務がBizAgentを通じて完結する状態を目指す